4月第1週FXチャート分析まとめ
今週も1週間を振り返り、
各種チャートを見ていこう。
月が変わったので、
今週は月足も見ていく。
◆米国10年債利回り
・月足
3月も大きな上昇を見せた
10年債利回り。
月足で見るとフィボ50%が1.80で
ここは到達するだろう。
・週足
200EMAのところで一旦もみ合っている。
・日足
2月からずっと20MAの上を推移している。
・4時間足
10年債利回りは堅調推移で、
ここから大きく下落することはないと想定している。
基本的にヨコヨコないし上昇という見立ててで立ち回る。
◆ドルインデックス
・月足
・週足
・日足
・4時間足
ドルインデックスは月足で見ると広いレンジ圏を推移していることがわかる。
日足では200MAを超えてきており、
当面は言うまでもなく上昇トレンドだろう。
金利も好調であることから、
ドル高基調も崩れることは想定していない。
こちらもヨコヨコないし上昇だろう。
ただ、この勢いを継続するかは疑問に思うところで、
しばらくは揉み合うのではないかと思っている。
◆ダウ平均株価
・月足
・週足
・日足
ダウ平均も非常に好調な相場である。
株式トレードをするわけではないので、
好調であると言うことは頭に入れつつ参考程度にしておく。
◆日経平均225
・月足
・週足
・日足
日経平均も強いが、
日足で見るともみ合っているのがわかる。
そんな感じ。
◆原油
・月足
・週足
・日足
・4時間足
原油はカナダドル(CAD)などの値動きに大きく影響するので、
こちらは常にチェックをしておきたい。
コロナ後の水準を回復後、
一旦押されて揉み合っている。
カナダドルも堅調であり、
原油も再び大きな下落は今のところ想定していない。
◆ゴールド
・月足
・週足
週足レベルのサポートトレンドライン で綺麗に反発している。
フィボも効いているので目安にできる。
・日足
日足では下落トレンドラインを抜きに来ている。
そろそろ上抜けしそうな雰囲気だと思う。
上の目安は直近高値圏の1752-1755だが、
そこを超えるとグレーのエリアである
1775-1795が目安だと考える。
この辺りにショート指値をセットしておくのも良いかもしれない。
・4時間足
4時間では200MAが1740-1745あたりにおり、
抵抗帯でもあるので一旦の反発はあるのではないだろうか。
ゴールドは週足のトレンドラインで強く反発したのもあり、
上を試す展開を考えている。
◆ユーロドル
・月足
・週足
・日足
・4時間足
ドル高により強い下落となっているユーロドルだが、
4時間足レベルでは一旦の反発をようやく見せている。
下落トレンドラインを超えられるかどうか見つつ、
超えられない場合はディセンディングトライアングル形成で
そのまま安値更新もあるかもしれない。
上抜けする場合は
1.18400
1.18875
1.19630
あたりが目安になると考えている。
下抜けする場合は1.16100-1.16300あたりが目安になると思う。
基本的には戻り売りを狙っていくスタンス。
先週見立てた週足レベルの三尊形成もまだ崩れていない。
◆ドル円
・月足
・週足
・日足
・4時間足
109円台まで戻しがあればロングを拾っていきたい。
◆ユーロ円
・月足
・週足
・日足
・4時間足
月足ではちょうど下落トレンドラインにタッチしたところで
更新となっている。
ユーロドルも強く下落していることから、
クロス円のショートを狙うならユーロ円は良いのではないかと思っている。
円がそもそも弱いのでそこも注意だが、
上値は限定的ではないだろうかと考えている。
◆ポンド円
・月足
・週足
・日足
・4時間足
ポンド円は順張りは圧倒的にロングなので
152円くらいまで落ちれば拾いたい。
逆に上に行ってしまうと月足レベルの抵抗帯があるので、
153.8円くらいからショートも検討したい。
◆ポンドドル
・月足
・週足
・日足
・4時間足
ポンドもドルも比較的強い通貨なので
方向感が薄れてきている。
4時間足レベルで三角保ち合いを形成しているので、
どちらに抜けるか注視しつつトレンドが発生すれば乗っていきたい。
◆オージー円
・月足
・週足
・日足
・4時間足
オージー円も大局的には方向感を失いつつある。
上値が重くなってきているので
どちらかと言えば一旦下に押すのではないかと見ている。
4時間足レベルで三角保ち合いを形成しており、
今週は上抜けを試したが騙しに終わっている。
来週は上抜けするか下押しするかを見ていきたい。
◆オージードル
・月足
月足では上髭が連続しており、
上値が限定されているように感じる。
・週足
・日足
日足では三尊形成をしており、
しばらく前からこの形は考えていた。
基本的には戻り売りを狙いたい。
・4時間足
0.76360、0.76600あたりでショートを狙っていきたいところ。
4時間では200EMAもあるので同時にチェックしておきたい。
◆ユーロポンド
・月足
強い下落トレンド中のユーロポンド。
ただ、月足で見るとレンジなので
下限エリアでロングを検討するのも良いかもしれない。
幅が広いが、
0.82800-0.84100が抵抗帯として考えられる。
・週足
・日足
・4時間足
日足以下ではとてもじゃないがロングを拾えるチャートではない。
基本的には戻り売りスタンスで、
0.85300-0.85400くらいが直近の戻り売り目安。
◆ユーロオージー
・月足
・週足
・日足
週足日足レベルの下落トレンドラインは抜けたものの、
パッとしない値動き。
ユーロオージーは現状トレード対象外。
◆ユーロスイス
・月足
・週足
・日足
・4時間足
昨年からのコロナ相場でもあまり大きな動きがなかったユーロスイスだが、
2月から大きく上昇した。
3月はヨコヨコしながら4時間足レベルで三角保ち合いを形成し、
ちょうど上抜けしてきたところ。
レンジ色が強いが、
ロングを検討していきたい。
◆ドルスイス
・月足
・週足
・日足
・4時間足
ドルスイスは押し目のロングを狙っていきたい。
0.93くらいまで落ちれば拾いやすいが、
値動きを見て判断していきたいところ。
◆ドルカナダ
・月足
・週足
・日足
・4時間足
ドルカナダは先週ショートが損切りされてしまい、
今週再びショートを狙ったが、
またしても天井でストップロスが狩られて落ちるという
2連続で悔しいトレードとなってしまった。
目線はやはり下で変わらない。
月足の200EMAで一旦反発したが再度アタックしているので
そろそろ抜けても良さそう。
4時間足レベルまで見ると
1.26くらいでショートを検討していきたい。
◆カナダ円
・月足
・週足
・日足
・4時間足
カナダ円も基本は押し目買いスタンスだが、
週足で見ると一旦の天井が近いかもしれない。
89円前後まで来たらショートを検討したいところ。
◆スイス円
・月足
・週足
・日足
・4時間足
スイス円は3月もわずかな値動きに止まった。
日足ではボックス圏となっているので、
ボックス圏の上下付近で逆張りを検討していくイメージ。
◆ニュージードル
・月足
・週足
・日足
・4時間足
直近の下落が強いが、
週足で見ると止まるべきところでしっかり反発した。
長期足でロングの根拠が得られればロングも面白いかもしれない。
◆ニュージー円
・月足
・週足
・日足
・4時間足
全ての時間足において比較的フィボナッチが効いているのがわかる。
日足以上では0.79台に2度乗せて落とされているので、
3度目のアタックがあれば上抜けするか、
あるいはそこでも落とされる場合はショートを狙っていきたい。
4時間足レベルのフィボナッチもしっかり効いているので、
トレンドに沿って順張りを狙っていきたいところ。
◆まとめ
以上、ざっと各通貨ペアを月足から俯瞰して振り返ってみた。
ここに載せていないマイナー通貨ペアもエントリーするが、
いずれにしてもこういった大局観の元、
最終的には細かいエントリーポイントを探りながら検証していく。