3月第4週FXチャート分析まとめ
週末は各通貨ペアのチャートをおさらいし、
来週に向けた準備をする。
週末にしっかり見直し、
来週に向けてのシナリオイメージを下手くそでもいいからやっておくと全然違う(気がする)
流れとしては、
米国10年債利回り
ドルインデックス
ダウ
日経225
ゴールド
を環境認識のため見返し、その後各通貨ペアを見ていく。
では早速。
◆米国10年債利回り
・週足
今週は久しぶりに陰線となった。
200EMAのところで一旦STAYといったところか。
下落余地は限定的と考えているので、
基本的にはヨコヨコないし上昇だろう。
1.8~2%くらいは目安になるような気がしている。
・日足
日足はこんな感じ。
◆ドルインデックス
・週足
ドルインデックスも底打ちしたような格好。
直近のレジスタンストレンドラインにニョキッとアタック中。
次の目安エリアは93.8-94.6あたり。
・日足
日足では200MAを超えてきている。
◆ダウ
・週足
青天井のダウ。
先週は陰線をつけたが、今週はまたその下げをカバーして上昇となった。
・日足
週足でもわかるようにチャネル上限にいる。
来週の月末四半期末で売りが持ち込まれるか。
◆日経225
・週足
先月からヨコヨコしている日経。
・日足
ヨコヨコでトレンドラインは引きにくいが、
水平ラインを目安にしやすい。
◆原油
・週足
今年からずっと上昇していた原油も一旦の調整。
こちらも大崩れはないと見ているので、
ヨコヨコないし上昇ではないだろうか。
・日足
昨年のマイナス価格からのトレンドラインが意外と意識されていて草。
ここはあまり意識されない気がするが。
◆ゴールド
・週足
週足では大きく下落後の調整をしている。
原油などとある程度逆相関になっているんだな。
週足トレンドライン は意識されるだろう。
・日足
日足ではボラが小さくなり様子見の展開。
かなりエネルギーが溜まってきているように思うので、
どちらかに抜けるなら大きく動くのではないか。
そして、ここで思うのは最初どちらかに抜けたら、
その後大きく反転するシナリオを持っている。
要はポジションを刈り取って、
その後反転して動くようなイメージ。
一旦上抜けしたらその後大きく下落
or
一旦下抜けしたらその後大きく上昇
というシナリオ。
というわけで、
1690-1700くらいでロング、
1755-1765くらいでショートを狙っていきたいなと。
指値しておいてもいいかも。
さて、次は各通貨ペアを見ていこう。
◆ユーロドル
・週足
今週も大きく下落したユーロドル。
週足でのフィボ78.6を目安に一旦止まったが、
ここからまた大きく上昇していくイメージは持てない。
メインシナリオとしては週足レベルの三尊を作るイメージは持っておきたい。
反発して上昇する場合は
1.19000前後
1.19850前後
が目安。
・日足
日足では下落サポートトレンドラインの下限で止まっている。
200MAはあっさりと下回ってしまった。
やはり上値の目安は1.19000くらいか。
・4時間足
フィボナッチが比較的効いていて目安にしやすい。
1.18150あたり、1.18400、1.18750あたりではショートを狙っていくつもり。
ロングは今のところ考えていない。
☆ユーロドルのトレード戦略
1.18150、1.18400、1.18750あたりでショートを狙う
◆ドル円
・週足
上昇が強いドル円は今週も大陽線。
先週は少し停滞していたが、
そこでショート勢の燃料も溜めたのだろう。
110円をつける手前で一旦止まったが、安易なショートは厳禁の相場だ。
注目していた週足の下落トレンドラインも抜けてきた。
・日足
日足も大きな調整は見せず一方通行の様相。
109円あたりまで落ちてきたらロングを拾いたいし、
おそらく狙っている人は多いのではないだろうか。
・4時間足
押し目があまりなくフィボも引きにくいが、
無理やり引いてみると109.100あたりが50%戻し。
金曜日に大きく上昇したので、一旦は様子を見たい。
月末四半期末フローも入ってくるだろうから、
大きなドル売りもあるのでは?と思っている。
☆ドル円のトレード戦略
基本や様子見。
109円付近まで調整が入ればロング検討。
◆ユーロ円
・週足
ユーロ円は押し目を狙っていたのだが、
先週はそこまで落ちてきてくれなかった。
127円近くでロングを狙っていた。
・日足
あまり積極的にエントリーを考えたいとは思わない感じ。
128.360あたりも押し目として考えられそうだが、
今のところは様子見。
・4時間足
うーん、微妙かな。
◆ポンド円
・週足
先週は久しぶりに陰線を付けたが、
今週は下ひげ付きの陽線となった。
・日足
週前半の下げを木曜金曜で上昇して盛り返し、
結果的に週足が陽線になっている。
基本的に押し目ロングしかないと思うので、
どこを狙うのかというのが問題。
・4時間足
4時間足で今週の安値-高値でフィボを引くと
比較的引いていた水平ラインとも被る。
押し目の目安にできるだろうが、
150.360
150.060
149.400
あたりが目安になるだろう。
☆トレード戦略
ショートは無し。
ロングをどこで拾うか。
フィボ&水平ラインを見つつ、
その時にプライスアクションでも判断していく。
◆ポンドドル
・週足
今週唯一良いトレードができたポンドドル。
週足でも水平ラインのレジサポ転換が狙えたところだった。
トレンドライン も割れていないので、基本的には押し目狙い。
・日足
トコトコと上昇していた中で、ようやく調整が入った。
水平ラインとトレンドラインが重なるところは狙いやすいだろう。
・4時間足
三角保ち合いを形成している。
ショートならすぐ上に水平ライン&フィボ23.6%があるので
背中として見やすいところ。
そこを抜けるとむしろブレイクロングを狙いたくなる場面。
下落した場合は
1.37380
1.36800
あたりを目安にロングを拾いたい。
もし下からのサポートトレンドライン を破るなら
リターンムーブなどを狙ってショートを入れる。
◆オージー円
・週足
・日足
一旦はトレンドラインを下抜けしたものの
またチャネル内に回帰してきた。
フィボが効いていて上は84円ちょうど、
下は82.330あたりがひとまずの目安。
長いトレードはやりにくいので
・4時間足
いまいちわかりにくいので様子見。
◆オージードル
・週足
とりあえず週足。
高値切り下げて調整局面。
・日足
日足では三尊形成のイメージを持っておく。
ネックライン割れを狙って今週はショートをしたが
今回は反発されてしまった。
割れれば大きな下落が期待できるが、
逆に割れずに動くと逆三尊形成もあるので同時にイメージしておく。
日足ではショートなら0.7777ちょうどくらい、
ロングなら0.757くらいが一番近いところだろう。
・4時間足
4時間だと安値切り下げ、高値切り下げで下降チャネルが確認できる。
狙うとするとやはりショートになるので、
0.77ちょうどあたりは200EMAもぶつかりそうなイメージになる。
次は0.77385くらいだろう。
☆トレード戦略
戻り売り
◆ドルカナダ
・週足
圧倒的な下落トレンドである。
ただ、ここ2週は陽線で反発。
戻りを狙いたいところだ。
・日足
直近の背中は1.26285あたり。
ここや下落トレンドラインを背中にショートをしていきたい。
今週はドルカナダショートが損切りになっているが、
SL設定が悪かったと反省。
今週、またショートを狙っていきたい。
◆スイス円
・週足
クロス円の中で上昇が弱いのがスイス円。
円買いの調整が入れば下落が期待できるのではないだろうか。
・日足
一見ヨコヨコしているが、
日足レベルの上昇トレンドラインを下抜けしてきたところだ。
高値も切り下げ、三角保ち合いを下抜けした格好。
戻り売りを狙っていきたい。
・4時間足
フィボ50%でもある117円ちょうどは背中として良さそう。
200MAもその辺りなので、そこ目安にショートを狙っていきたい。
◆まとめ
以上、各種指標や通貨ペアなどを見てきた。
来週は月末四半期末、おまけに日本は年度末の週になるので、
月末フローなどが出てくる可能性が大いにある。
金曜は雇用統計もあるので、
大きな流れが出てくれば波乗りしたいところ。