FXにて損切りの浅さを取るか、確度の高さを取るか

 

FXのトレード方法は千差万別であれど、

おそらく誰しも悩むのが

 

損切り幅が小さいのを優先するか、

確度が高いのを優先するか、

 

という問題ではないだろうか。

 

 

例えば、

 

ドル円が101円から下落していて、100円で反発するんじゃないかな?」

 

と考えたとしよう。

 

100円を目安にロングを検討するわけだ。

 

その時に、100円ちょうどでロングを拾えば、

割り込んだときにすぐ損切りすればダメージは10pipsも負わないで済む。

 

しかし、FXでは反発するラインをそのまんま貫通することだって当然ある。

 

100円で拾ったはいいものの、

即貫通して損切り!なんてことも当然あるわけだ。

 

 

では、そうならないために100円に到達した後の

プライスアクションなどを見てから判断した場合はどうだろうか。

 

下ひげが出たとか、オシレーターが反発したとか、

移動平均線を上抜けしたとか何でもいいのだが、

何かしらの反転サインを確認してエントリーをするわけだ。

 

反転サインが出ているということは少なからず

100円からは上昇している状態である。

 

そこでエントリーをした場合、

損切りラインは100円になるだろうから

損切り幅だってある程度は許容しなければならなくなる。

 

通貨ペアや見ている時間軸にもよるが、

ちゃんと反転サインを確認してからだと

10pipsの損切りで済むことは少ないのではないだろうか?

 

100円ちょうどのストップロスを置くのも

狩られて終了するパターンが十分考えられるから、

数pipsは下に設定することが多い。

 

となると20~30pips程度は少なくとも見積もることになる。

 

 

反転サインが出ていて確度が高くなる分、

そこから損切りラインに到達するとダメージが大きくなってしまうわけだ。

 

 

これが、

損切りの浅さを取るか、確度の高さを取るか

ということ。

 

 

 

きっとこれに正解はないだろう。

 

そもそも取引手法にもよるだろうしね。

 

 

ただ、大事なのは勝率とリスクリワードが

プラスになっていく期待が持てるものになっているかどうかではないだろうか。

 

 

 

乱暴なことを言ってしまえば、

FXなんて継続してプラスを出せれば方法は何だって良い。

 

 

自分の取引手法はどちらが向いているのか十分に検証し、

実践に落とし込んでいくのが何より大事だと思う。

 

 

そんな感じ。